top of page

【ソフトウェアテストパターン漏れ防止策】


本日は、ソフトウェアテストのパターン漏れ防止についてご説明させていただきますので、最後までお付き合いをお願い致します。 ​​

パターン漏れ防止

ソフトウェアテストのパターン漏れが原因で、不具合が発生してしまうことがあると思いますが、どの様な対策を実施されていますか?


ソフトウェアテストパターン漏れ防止策について


1. 原因分析から開始する


テストケースとしては十分に実施しているのに、なぜか不具合が発生してしまう。その様な経験はありませんか?

原因分析を実施したいのですが、どう対処すれば解決できるかが分からない場合の解決策についてご説明致します。


2. マトリクス作成から


マトリクスですが、必ず作成して下さい。理由としては、全体像を把握する為です。マトリクスが無くても、テストケースは作成することが出来ますが、全体を把握する際に、実施項目の有無について正確に把握することができます。

開発規模が大きい程、全体像を把握する必要があり、項目毎の優先順位をつける際にも役に立ちますし、テストケースを実施しているか確認する際に、確認することが可能です。

マトリクスを作成することで、テスト未実施箇所が分かりますし、テストケースの重みについても、マトリクスから把握することもできますので、作成する利点があるので、作成することをお勧めします。


3. 状態遷移毎に動作確認する


状態遷移毎にテストパターンを作成していることを、再度確認して下さい。ポイントとしては、全パターンの状態遷移を確認することです。確かにパターン数が膨大になる場合もありますが、確認せずに不具合を流失させる方が、致命的です。リスク回避の観点でどちらが正しいかを、良く考えて下さい。

状態遷移毎のテストパターンが未作成の場合は、即作成して下さい。

良くあるケースとして、テストパターンはあるのですが、抜粋する際に実施しておらず、結果的に漏れが発生してしまった場合です。この場合は、抜粋観点が正しかったかを再度見直して下さい。

テストケースが多く抜粋することは、正しいのですが、抜粋観点を間違えたことで、本来実施すべき項目を抜粋してしまい、結果的に不具合が発生してしますことがあります。

プロジェクトの方針として抜粋するならば、観点を明確にするのと、抜粋した項目を必ずプロジェクトリーダが確認して下さいね。担当者任せは避けましょう。

各カテゴリ毎の動作確認は必ず確認し、テストケースを標準化することで、テスト工数と不具合を抑えることが可能なので、実施して下さい。


Comments


特集記事
最新記事
bottom of page