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【超重要】『ソフトウェア開発は分業の時代』

昨今のソフトウェア開発は、構造が複雑化かつ巨大化しているため、開発者がテストまで一貫して実施することが難しくなっています。

開発からテストまで一貫して実施するプロジェクトも多数存在していますが、開発者は開発に専念し、ソフトウェアテストは外部に委託(第三者テスト)することで品質が向上します。

目次

1.|コンサルタントとは

​ 1-1.|コンサルタントサービスの特徴

2.|ソフトウェアの第三者テストとは

 2-1.|ソフトウェアテストが重要な理由

3.|開発現場は百社百様

4.|まとめ


ソフトウェア開発は分業の時代


弊社でも、ソフトウェア開発のプロフェッショナルであるコンサルタントによる、ソフトウェアテストを展開しております。

コンサルタントがプロジクトの上流工程から参画し、テストの目的やスケジュール、条件の定義といった計画の立案から、基本設計、詳細設計、自動化、チームマネージメント、ソフトウェア品質の分析など、品質に関する様々なサービスを提供致します。



1.|コンサルタントとは


コンサルタントとは、プロジェクトについてコンサルティングします。

開発プロセスに加え、お客様が求める要求レベルでの検証・コンサルティングから現場レベルでの改善提案までを行います。

​「お客様の要望と課題に、真摯に向き合う」「品質向上のためにベストを尽くす」ことを最優先に、コミュニケーション力を持ったコンサルタントが担当させていただきます。

上流工程からプロジェクトに参画させていただくことを、推奨しています。テスト工程から参画した場合だと、どうしても時間と費用が高くついてしまいます。

開発の上流工程から品質を軸に考え、品質の仕組みについてお手伝いをすることで、より高品質な価値を生み出し、工数削減にも貢献致します。


​1-1.|コンサルタントサービスの特徴


ご要望に合わせて、品質をカスタムします。「プロセスを改善したい」「品質分析を行いたい」など、お客様は様々なご要望をお持ちです。

豊富な知識やノウハウに加え、PMBOKやSQuBOKなどの知識体系からの要素を取り込んだ、コンサルタントサービスをお客様に提供しています。

またプロセス改善について、「どう着手すれば良いのか分からない」場合は、是非ご相談下さい。

経験豊富なコンサルタントが、お客様に最適な改善手法を提示します。プロセス評価とレベルアップのために改善施策案を提示いたします。

上流工程で「品質の仕組み」を作り、潜在不具合を早期発見し、品質を改善します。「品質の仕組み」が成功の鍵と考えているので、上流工程から参画し品質が良くなるのは当然のこと、さらに踏み込み「仕組み」を作ることで、プロジェクトを成功へと導きます。



2.|ソフトウェアの第三者テストとは


ソフトウェアの設計・開発・運用に従事している当事者以外の人が、ソフトウェアのテスト作業(テスト設計、テスト実施、分析等)を実施することです。

第三者がテスト作業を実施することで、客観性、信頼性が高まり、信頼性が高く高品質なソフトウェアを構築することが可能です。

第三者テストがソフトウェア品質向上に不可欠な理由

総合テスト(システムテスト)や受入テストは、コストや納期の関係で削減されることもあり、十分なノウハウが無く実施されていることも多々あります。

開発工程とテスト工程を分けることで、テスト工程を第三者に委託することで、設計作業に専念することで、開発工程の品質に貢献することができます。

また、ソフトウェアテスト専門チームに委託したことにより、十分なテストリソースを確保できるのが特徴ですし、エンジニア不足を解消することができます。



2-1.|ソフトウェアテストが重要な理由


ソフトウェア品質を担保するために、テストは必要不可欠です。万が一、自社製品から不具合が見つかった場合、多くの損害が発生するリスクがあります。

①.経済的な損失 リリース後に不具合が見つかった場合、製品の改修費用、クレーム対応、不具合修正、再テスト等のコストがかかります。また製品の利用者が損失を被った場合、損害賠償に発展するリスクがあります。

②.時間の浪費 不具合修正のために使った時間は、開発担当者の時間を使用します。既に別プロジェクトが開始されている場合は、不具合修正作業に従事した事が原因で、次プロジェクトが遅れてしまった場合、機会損失へと繋がります。

③.信用の失墜 お客様の品質に対する意識の高まりから、不具合が出てしまうと、その製品の品質は低いものとみなされてしまいます。それは会社に対する信頼の失墜に繋がり、他社製品との競争力低下に繋がります。影響が大きく、企業のブラントイメージの低下に繋がりかねません。

④.障害や事故 ソフトウェアの欠陥は、最悪の場合、大規模なシステム障害や事故に繋がります。例えば、自動車、医療機器のシステムに欠陥があった場合、人命に関わる事故に繋がる可能性があります。事故を未然に防止するためにも、品質テストを行うことが大切であると考えています。



3.|開発現場は百社百様


ソフトウェアテスト会社には、常に新しいテスト技術を開発し最新のテスト環境を維持し、品質向上のソリューションを提供する会社がありますし、アルバイトを大量確保し、質より量のテストを提供する会社もあります。

弊社は、ソフトウェアテストサービス、ソフトウェア評価サービスを提供しました。教科書通りのテストプロセスや、テスト手法(機能テスト、システムテスト、セキュリティーテスト、ユーザビリティーテスト等)もたくさん行って来ました。

今でも、多くの現場で行っております。ただし弊社の基本的なスタンスは、お客様の開発スタイルに合わせます。理想論を押しつけることはせず、出来ることから取り組みます。俗に言われる「要件定義書」「機能仕様書」「性能仕様書」等、作成・メンテナンスされている会社様、ドキュメント類がほぼ皆無といった会社様もあります。

テスト文化がしっかり根付いている会社様もあれば、テストは時間があれば開発者が行っているという現場もあります。

教科書通りのソフトウェアテスト、ソフトウェア評価、テストプロセスももちろん提供しますが、お客様の実情やご要望にあったテストサービスの提供を心掛けています。

特にテスト業務を外部に委託された事のないお客様に対し、教科書通りのテストプロセスやテスト手法を無理に提案したり押し付けたりしません。現場に受け入れられ、最終的にお客様の目的が達成されること(例えば、目標の品質で製品が出荷できること)が、弊社の目的です。



4.|まとめ


第三者テストを委託するメリットをご説明致しました。弊社でのテストサービスにご興味を持たれたプロジェクト担当者様は、是非ご連絡下さい。


#ソフトウェア開発は分業の時代

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